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2010年 ドロミテ・クライミングツアー

国際山岳ガイド篠原達郎氏のドロミテ(イタリー)遠征レポートです。
●7月28日から8月10日まで14日間、イタリアのドロミテに、クライミングに行きました。ドロミテ・アルプスは、モンブラン山群、バリスアルプスのような氷河の山々とは異なり、森と湖、そこにそびえる巨大な岩峰が特徴です。今回は、ドロミテを代表するドライチンネ、チンクトレなどでクライミングを楽しんできました。ドロミテは、モンチュラの生まれ故郷なのです。
チンクトレ山頂にて。国際山岳ガイド篠原達郎

チマ・ピコリシマ「カシンルート」6ピッチ目、有名な30mトラバースピッチをフォローするTさん

同じくNさん。このルートは、有名なイタリアの登山家「リカルド・カシン」が、初登したルートで巧みなトラバースでオーバーハング帯を越えている。

カシンルートからオーロンツォ小屋を見下ろす。バックの湖はミズリーナ湖。

チンクトレ(イタリア語で5つの岩峰)に上がるリフト駅周辺の風景。夏は、緑豊かで冬はスキー場になる。

チンクトレのマルチピッチを登る朝。取り付きでのWさんとIさん。ロープを結びスタンバイ。

チンクトレから下降中のイタリア人パーティ。モンチュラのパンツが決まっている。

チンクトレ周辺には、巨大なボルダーが点在している。大きな岩が崩壊して5つの岩に分かれたような地形になっている。

コルティナ・ダンペッツォのスポーツ店にディスプレイされたモンチュラ製品。

リフトを降りたところから、チンクトレの西面を眺める。ここから見ると見事に5つの岩峰になっている。

チンクトレのマルチピッチを登るTさん。チンクトレは、小さな岩峰に見えるが、7ピッチ、250mほどのスケール。

同じくNさん。モンチュラのパンツがカッコイイ。

登攀も終わり下山する頃、怪しい雲がやってきた。


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