再び国際山岳ガイド篠原達郎氏の韓国、仁寿峰遠征のレポートです。
5年ぶりに韓国・仁寿峰に行ってきました。ソウルから車で30分、歩いて1時間の仁寿峰は硬く、フリクションがきく素晴らしい花崗岩の岩峰です。今回は、医大、仁寿、友情、アミドンを登ってきました。仁寿峰、山麓の町、牛耳洞(ウイドン)には、コーロンスポーツが経営する6億円かけたと言う、室内アイスクライミングジムがあります。これには驚きました。使用料は1時間、10000ウォン(1300円程度)です。
仁寿峰への登山道から遠望する仁寿峰東面。壁の高さは約250メートル。この岩が、ソウル市内から車で30分、歩いて1時間弱とは韓国は羨ましい環境である。
仁寿峰東面、医大ルートを登る韓国パーティ。スラブ、クラックと変化に富み人気の三ツ星ルート。
仁寿峰山頂にあるボルダーで楽しむ。山頂は広く、眺めは最高。焼肉を楽しむ韓国パーティもたまにいる。
仁寿峰東面下部大スラブ。スラブ易しいが、プロテクションは少なく緊張するクライミング。
南面を登る韓国パーティ。ソウル市内を見下ろす。すっきりした花崗岩と高度感が素晴らしい。
仁寿峰には一般ルートはない。そのためクライマーは、南面を懸垂下降する。この日は日曜日でかなりの賑わい。
仁寿峰隣の岩峰(展望台)でくつろぐ国際山岳ガイド・篠原達郎
韓国のコーロンスポーツが、経営する室内アイスクライミングジム。
仁寿峰山麓の町、牛耳洞(ウイドン)にある。※カメラのレンズが、一瞬にして結露し凍りついたため、光っている。
完全気密のため、安全を確認する監視窓がある。使用料は、1時間10000ウォン(約1300円)