MONTURE

MONTURE OUTER BEST CHOICE この冬のベストバイアウター2選
そろそろ寒さを感じ始めたこの季節。みなさんはもう冬支度をスタートしましたか?
モンチュラでは今季も“機能・ファッション・着心地”という3 拍子揃ったアウターが到着中。
その中でも同ブランドをこよなく愛するスタッフが、ベストバイともいうべき2点のアイテムを紹介してくれました。
PICK UP ITEM .01

MONTURA SUMMIT DUVET

エアモンテ株式会社
営業・立石充男
エアモンテがモンチュラのディストリビューターとなった 2002 年から、同ブランドの バイイング・販売などに携わる立石がこの冬のメインアウターとしてピックアップしたの が“SUMMIT DUVET”
「3年前から定番としてリリースしているダウンジャケットで、“羽毛服の頂天”を意味するモデル名の通り、究極の暖かさが実感できます」。790フィルパワーの上質なダックダウンを使用しているのはもちろん、その優れた保温性はモンチュラならではの人間工学に基づいたディテールにあります。

「注目して欲しいのが裏地の構造。柔らかなでしなやかな質感のパーテックスとストレッチ性のある糸を使い、伸縮性が出るようにボックス縫製によって仕上げました。独自のギャザリングシステムにより身体にフィットし、極限までヒートロスを防いでいます」。
MJAD18X SUMMIT DUVET
内側に繊細なメッシュで象ったポケットを装着。ダウンの暖かさに包まれているため、寒冷地でもスマートフォンなどの電子機器が放電せずに使用できます。
表裏で異なる縫製を採用する独自のディテールを持ちながら、冬場のアウトドアでも活躍するスペックを追求しているのもポイント。「表面に耐摩耗性に優れながらソフトな感触で実感できる超軽量ナイロンのミニリップストップを使い、肩部にだけダウンではなく化繊のプリマロフトが封入されています。これはザックを背負ったときにダウンだと潰れてしまい、ヒートロスが生じてしまうから。
MJAD18X SUMMIT DUVET
ポケットの裏にもダウンを詰め込んだ細かなディテールも含め、冷気をしっかりと遮断するスペックの数々が散りばめられているんです」と語る立石。その手の込んだディテールは、モンチュラが一貫してモルドバの自社工場での製造にこだわっているから。卓越した技術を持つ職人が縫製を手掛けることで、他のブランドにはないオリジナルのプロダクトが生み出されます。
MJAD18X SUMMIT DUVET
「大量生産できないからこその魅力が詰まった、まさにモンチュラらしいアウターの一つですね。容易に収納できるフード、袖口からのヒートロスを防ぐハーフグローブ、アームにも立体裁断を採用したりと、どのパーツでも絶対に手を抜かないのも特徴です。それでいてビビッドなオレンジ、淡いブルーを基調とするなど、イタリアブランドならではのカラーリングで遊び心もちゃんと出しているのが面白いですね」。
MJAD18X SUMMIT DUVET
顔をすっぽりと覆ってくれるフード。立体的な構造に仕上げることで、風の侵入をシャットアウトしてくれます。
MJAD18X SUMMIT DUVET
バックヨークにプリントされたモンチュラのフィロソフィ。蛍光カラーのプリントによって個性が主張されています。
MJAD18X SUMMIT DUVET
市販のコンプレッションドライバッグに収納するとコンパクトに持ち運び可能。790フィルパワーの上質なダウンはよく膨らむため、取り出してすぐに着用できるのも魅力です。
都会なら冬でもインナーはTシャツ1枚で十分。一方のキャンプやクライミングでは抜群の保温力を発揮してくれる頼れるアウターに。「『凍った氷の壁を登るアイスクライミングでも冷えを感じない』、『冬キャンプでもこれを着るとテントの中では暖かすぎる』と、お客様からの声があるほど自信を持っておすすめできる1着です。ダウンは本当に長持ちするので、永く愛用できるかと思います。街にアウトドアにと冬の相棒として、あらゆる場所に連れて行ってあげてください」。
MJAD18X SUMMIT DUVET
PICK UP ITEM .02

MONTURA ELECTRA JACKET

アルプステーション心斎橋店
店長・川嶋将資
趣味の登山で愛用するモンチュラの魅力に惹かれ、エアモンテに入社した川嶋。「オールラウンドなトップスとして幅広く活躍してくれます」と、この冬のコレクションからおすすめをセレクトしたのがこちらの“ELECTRA JACKET”
極寒の場所ではゴアテックスに代表されるハードシェルのミドラーに、東京や大阪といった都市部ではアウターとして使える汎用性の高いジャケットです。「耐久撥水加工が施された軽量ナイロンを使っていますが、このモデルらしさが出ているのがキルティングのピッチ幅。上部と下部で中綿の量が異なるんです」。
ELECTRA JACKET
ELECTRA JACKET
ロゴプリントから1つ下のブロックをボーダーラインに、上部に180グラム、下部に60グラムもの中綿を採用。人間が暖かさを感じる部位に保温性を与えた、モンチュラならではのエルゴノミックデザインが発揮されたディテールです。「あくまでミドラーとして想定されているので、湿気に弱いダウンを使っていないのもポイント。その中綿にはブランド独自のものが使用されています。“QRフロー”と名付けられたオリジナルの中綿は、ダウンの構造をイメージして極細の繊維をループ状に配置。ヒートロスを防ぐため板状に封入することで暖かい熱をキープしてくれ、同時にウエア内の蒸れを外へと逃す通気性も確保されています。もちろん、化繊なので洗濯を繰り返しても性能が落ちる心配もありません」と語る川嶋。
ELECTRA JACKET
通常だと前後のパーツのみで縫製するところ、モンチュラでは両側にサイドパネルを採用。パーツを一つ増やすことで、腕周りがスムーズになり、アクティブな動きに対応してくれます。
“SUMMIT DUVET”と同様に、こちらも裏地にはパーテックスを採用。柔らかな素材だけに快適な着心地が味わえ、アウトドアでもストレスフリーでアクティビティが楽しめます。 「両ポケットに取り入れたインビジブルジッパーも必見ですね。余計なディテールを取り除いてスッキリとデザインすることで、上からハードシェルがスムーズに着られ、これ1枚でコーディネートするときはスマートに見せられるんです」。
ELECTRA JACKET
ELECTRA JACKET
ハードシェルを羽織ってもストレスにならないジャストなシルエットに。
伸縮するパイピングを裾・袖口にセットすることで風の侵入をシャットアウトしたり、前身頃の内側に薄いライナー生地を使用して、コンパクトなまま保温力を上げたりと、機能性を高めた細かなディテールも見逃せません。「タフでありながら着用するシーンを選ばないデザインは、まさにモンチュラが掲げるコンセプト“The Ergonomic Equipage.(人間工学に基づいた装備)”を体現するモデルだと思います」。
ELECTRA JACKET

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